液晶パネルの実装・組立について
高度化・多様化するフラットパネルディスプレイ(FPD)の実装・モジュール化対応
現在、フラットパネルディスプレイ(FPD)の高精細化、薄型化、狭額縁化が急速に進んでいます。
弊社では、市場のトレンドをいち早く捕らえ、ユーザー・ニーズにお応えする実装・組立技術を積極的に導入。より高精度な実装方法、より高度な組立て技術を提供いたします。
当社のフラットパネルディスプレイ実装事業特長
- 豊富な試作実績(量産も対応) 年間試作件数100件以上
- 国内対応による短納期
- 豊富な設備、貼合精度
- モジュール工程一貫対応
- 自社実装技術(ベアチップ実装やLED実装など)との連携
保有技術
ディスプレイモジュール実装技術
- ドライバ実装(COG/COF)
- ACF接続によるFPC実装
ディスプレイパネル貼合・組立技術
- 偏光板貼り付け、タッチパネル貼り合わせ
- ダイレクトボンディング
- オプティカルボンディング(OCA/OCR)
- バックライトユニット組付け
- 大気貼合と真空貼合
ディスプレイモジュール工程一貫対応
液晶モジュール「貼り合わせ」+「実装」の一貫対応について詳しく見る
保有装置設備
FPD用COGボンダー
基本仕様
- 1〜17インチサイズパネル対応
- 2辺実装対応(IC6個実装まで)
- ACF貼付け〜仮圧着〜本圧着までの自動実装
- IC多数個実装品、少量産対応
COG実装機
基本仕様
- 対応パネル寸法:5インチ
- Dr長さ:55mm
- 実装精度:±4.5μm
実装事例
COG高精細化にともなう微細化
2000年頃のACF実装実績
チップサイズ 〜22mm/ピッチ90μm(COG)
↓
現在のACF実装実績
チップサイズ:〜35mm/ピッチ36μm(COG)
FOG高精細化にともなう微細化
2000年頃のACF実装実績
接続の長さ 〜40mm/ピッチ:200μm
↓
現在のACF実装実績
接続の長さ 〜150mm/◎ピッチ70μm(中心部)
薄型・異形状ガラスへの対応
2000年頃のLCDガラス
片側0.4mmのガラス、矩形形状
↓
現在のLCDガラス
片側0.15mmのガラスや非矩形の異形状ガラス
LCD以外のFPDの実績
LCD(液晶ディスプレイ)以外にも様々なFPDの実装・組み立てを行ってきました。
- ガラス基板OLED(アクティブ、パッシブ)
- フィルム基板 OLED(アクティブ、パッシブ)
- 電子ペーパー
- フィルム液晶
- 静電容量タッチパネル
偏光板リペア(偏光板除去→新規偏光板の貼り付け)
- ワークサイズ 〜15inch
- パネル厚(Min)0.3mm〜 (CF:0.15mm TFT:0.15mm)
- LCD再生可能 POL再生不可
COGリペア(DrIC除去→新規DrIC実装)
- DrIC長(Max) 〜32mm
- パネル厚(Min)0.3mm〜 (CF:0.15mm TFT:0.15mm)
- LCD再生可能 DrIC再生不可
FPC実装リペア及びACF除去(FPC除去→新規FPC実装)
- パネル厚(Min)0.3mm〜 (CF:0.15mm TFT:0.15mm)
- 部材により剥離FPCの再実装可能
- LCD再生可能 一部FPC再生可能
貼り合わせリペア(CG除去→新規CG貼り合わせ)
- ワークサイズ(Max) 〜7inch ※12inch以上はご相談ください。
- パネル厚(Min)0.3mm〜 (CF:0.15mm TFT:0.15mm)
- LCD再生可能 CG再生可能 POL再生不可
各種試験・評価もお任せください
信頼性試験
ヒートショック、高温高湿、高温の信頼試験が可能です。お客様の要求に合わせた環境試験を実施いたします。