各種ベアチップ微細実装、液晶パネル精密貼合わせ、試作から量産まで一貫受託!


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 今回のお題は『医療機器ビジネス』についてです。

 当社は医療機器製造業登録(登録番号:20BZ200101)を有しており、医療機器ユニット等の製造受託も数多く承っております。今回は、医療機器業界の動向について取り上げてみました。

 グローバルな医療機器需要は、半導体や情報サービス領域についで高くなっており、年率5.7%で拡大していくと予測されています。一方、国内需要は、高齢化による循環器科、整形外科関連製品などの需要拡大はあるものの、病院の機能統合や補助金等のプラス要因のはく落により年率1.8%の緩やかな拡大に留まるとされています。

 日系の大手医療機器メーカーの成長性・収益性はグローバル市場でも引けを取らない水準にあります。特に、内視鏡、医療用光源、眼底カメラでは50%以上のシェアを有しています。しかしながら、より大きな市場規模をもつ超音波画像診断装置(MRI、CT等)等では外国企業のシェアが高い傾向にあります。また、国産化政策が業績を支える中国企業の規模が突出しているのも注目されます。

 今後は、テクノロジーの進展を背景に、疾病が発症してから診断・治療を開始する従来型の医療から、予防・予後等の周辺領域を含む多様なヘルスケアサービスへの拡大していくとされます。これに伴い、予防・健康管理、医療現場の負荷を分散する支える医療、治す医療など新しいソリューションの開発・普及が進んでいます。

 日本の大手医療機器メーカーについては上述しましたが、国内の医療機器メーカーの大部分は中小規模の会社がです。それは、ひとつひとつの医療機器の売上は、内視鏡等の例外を除き小さいケースがほとんどです。事業規模がある程度ないと大企業では採算がとりにくいこと。医療機器は安全性の観点から厳しい品質管理が法令上も定められおり、品質問題が発生したときのマグニチュードが大きすぎることも大手企業が逡巡する要因です。

 ところで、このような中小規模の医療機器関係企業が多数集まっている特異な地域があることをご存じでしょうか。東京文京区本郷エリアは「メディカルヒルズ本郷」などとも呼ばれて大学等との医工連携も活発です。事業化のための受け皿があることや、近隣に東京大学や医科歯科大など医療系研究機関も多いことから、医療系ベンチャーが数多く出てきています。当社もこうしたベンチャー企業から医療関係機器の製造に関して問い合わせを受けています。

 医療とヘルスケアの接続により、今後はデジタル技術を活用した医療ソリューション(ウェアラブル機器、オンライン診療、遺伝子治療・・)の需要が高まります。この領域にはアップルやグーグル、アマゾンといったビッグテックの参入も相次いでおり、ますます注目を集めていくと考えております。当社も微力ではありますが、医療機器製造業務に長年従事していますので、お気軽にお問い合わせください。

 以下、雑談です。当社は諏訪湖に近いところにありますが、その諏訪湖がこの時期になると大量のヒシに覆われます。漁師の方々の船の航行にも支障があり、特殊な船での除去作業も行われますが、いかんせん多勢に無勢。秋になってヒシが枯れ、湖に沈むのを待つしかないというのが例年です。この厄介なヒシは、もともと諏訪湖に自生していましたが、アオコを浄化するということで植えられたものが大量に繁殖したとも言われます。
 ちなみに、ひし形という図形はこの植物のヒシに由来しますが、その種はたしかにひし形です。また、ヒシの実は豊富な栄養成分があり、古来より好んで食べられていたようです。忍者が使うマキビシもヒシの実を乾かして作られたとも言われます。ネットには「おいしいヒシの実の食べ方」などという記事もアップされていますので、秋になって波打ち際にたくさん打ち寄せられたら、ヒシの実を拾ってチャレンジ料理にトライしてみようと思っております。

(T)


令和6年7月22日 長野県の移住支援金対象企業に登録致しました。この助成金は長野県にIターン、Uターンを希望されている方の再就職先として移住助成金が支給されます。(最大100万円)長野県に移住を希望されている方、是非当社をご検討下さい。



イングスシナノは、2024年 7月17日~7月19日に開催される
人とくるまのテクノロジー展  NAGOYA』へ出展いたします。

● 会 場 :   Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)
● 日 時 :  7/17 (水) ・7/18 (木)・7/19(金)
            10:00 ~ 17:00
● ブース :『ものづくり支援センターしもすわ』での出展となります。
     
        小間番号 233
             
※出展社一覧にイングスシナノの記載がございませんのでご注意ください
        
事前に来場登録が必要となります(無料)。
下記より来場登録 いただき、ぜひ弊社ブースへお越し下さい。
↓ ↓ ↓
https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja/registinfo/



 今回のお題は『機密情報管理』についてです。

 当社のホームページには、情報セキュリティポリシーが記載されています。また、先日、トピックスにもアップしましたが、「情報処理推進機構(IPA)中小企業のためのSecurity Action(情報セキュリティ対策に取り組む自己宣言制度)」二つ星の認定を受けました。当社は以前より、情報セキュリティに関する社内基準を整備し、情報資産の保護および適切な管理を行うための明確な方針・ルールを社内に周知しています。また毎年、「社員行動指針」に掲載している情報セキュリティに関する項目を全社員で読み合わせをして意識を高めております。

 当社は多くのお取引先の試作案件などを取り扱っておりますので、機密情報管理は極めて重要です。一般に機密情報とは、顧客情報や企画書、社員の個人情報など外部に漏らしたくない重大な情報が該当します。また、機密文書とは、関係者以外に渡ると関係者に不利益が生ずるリスクがある文書のことを言います。

 機密情報が流出すると、企業の情報セキュリティ意識や社員教育の不十分なことが問われ信頼が失墜します。信頼を失ってしまえば仕事は生まれません。また、情報漏洩による罰則も場合によっては発生します。機密情報には当然ですがお取引先の機密情報も含まれますから、流出した際には調査費用に加え、損害賠償等の金銭的な対応に追われることもあります。当社ではこのような情報流出は今まで発生したことはありませんが、このような流出リスクは常にありますので、さらに対応を進めてまいります。

 昨今の事例をみると、文書による漏洩よりもネットワークから流出するケースが増えています。これを防ぐためには、まずは適切な情報セキュリティシステムを構築し、怪しいアクセスなどがないかを定期的にチェックしなければなりません。また、これらシステムも含め情報管理全体を管理するCISO「Chief Information Security Officer」最高情報セキュリティ責任者を定めておくことも必要です。当社では総務担当の執行役員がその職務を遂行しています。

 テレワークが普及し、データの持ち出し、紛失などの可能性も高くなっています。外部からのウィルス侵入や不正アクセスなど従来の管理体制では対応しきれない部分も増えてきています。当社では引き続き機密情報管理に万全を期していきますので、安心してご用命ください。

 先日、実家の片付けをしてましたら、母校の「写真でみる100周年誌」という本が出てきました。ぱらぱらめくってみると同級生が何人か写っていて、つい見入ってしまいました。母校の校歌は「世界で一番長い?」とかでギネス級というような未確認情報もあり、掲載されていた校歌も懐かしく思い出しました。新入生の頃、校歌指導という催しがあり、長い校歌を覚えるのに苦労したことが記憶に残っています。

(T)


 当社では、アセンブル事業を中心として『技術に裏付けられた技能者』育成のために、毎年国家検定制度の中の“光学機器組立検定”にチャレンジしております。
 本年度までで、1級(実務経験7年あるいは2級合格後2年)合格者7名となり、今年度から挑戦した2級(実務経験2年以上)でも2名の合格者を輩出しております。
 この検定の中で実技試験は『技能競技会』を兼ねており、当社の金子まゆみさんが見事“銀賞”(2位:受検者33名)に輝き、5月23日に長野市で行われた表彰式に出席致しました。
 本人は、『ものづくりが好きで、後輩の指導育成を含め、次の1級にも積極的にチャレンジしていきたい。』と述べております。
 当社では、『工業製品をQCDともに適切に製造できる技能者』を引き続き育成し、光学をデバイスとの関連関連付けたところに強みを作り、お客様のご要望にきちんと応えられるものづくり集団を目指してまいります。



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