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以前、このメルマガのテーマにしたこともありますが、パワーデバイスについて改めてお話したいと思います。

パワーデバイス(パワー半導体)とは、高い電圧や大きな電流を制御・変換するために特化した半導体素子のことで、一般的な半導体(マイコンやメモリなど)が情報の処理や記憶を目的とするのに対し、パワーデバイスは電力の無駄を減らして効率よくエネルギーを届けるためのデバイスです。パワーデバイスは電気自動車の駆動装置(「トラクションモーター」や「駆動用モーター」と呼ばれます)に使われますから、電気自動車が爆発的に拡大するということで、パワーデバイスがクローズアップされました。

この電気自動車市場の拡大を想定して、日本の某モーターメーカーも大きな投資をしました。ところが、電気自動車自体の課題(寒冷地での電池劣化等)やBVDに代表される中国メーカーが世界市場を席捲したことにより、日本製の駆動用モーターは厳しい状況に置かれました。

先日、日本の電装メーカーがウェハーから最終製品まで一貫して開発、製造していくために、パワーデバイスの生産を行っている半導体メーカーを買収するかもしれないという大きなニュースがありました。この半導体メーカーはSiC(シリコンカーバイト)という高性能ですがコストが高い基板を使ったパワーデバイスを得意としています。パワーデバイス用の基板については様々な素材の開発が進んでおり、それぞれの特徴に合ったものが使われていくのだと思います。

当社はアルミ太線のワイヤーボンダー装置も保有しており、実際に多くのお取引先から試作や量産を案件をいただいております。また、パワーデバイス以外の半導体についても最先端の装置を導入して幅広く対応できる体制を整えております。

以下、雑談ですが、上述の日本を代表するモーターメーカーも別の意味で大きな話題となっています。こちらは会社のガバナンスやコンプライアンスが取りざたされていますが、どんなに立派な制度や仕組みを作っても、結局は上に立つリーダーがどう考えているかということだと改めて思います。