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今回のお題は恒温恒湿室についてです。

 『恒温恒湿』(こうおんこうしつ)という言葉はあまり聞きなれない向きも多いかと思いますが、さまざまな製品を製造したり研究開発する過程ではとても大切な機能です。ちなみに、『恒温』とは、ある目的のために長時間、温度を一定に維持することを言い、さらに温度と湿度を一定にすることを『恒温恒湿』と言います。

 当社に依頼されるお客様の多くは、各社で進められている研究開発において、①要素技術とデータの相関比較を行うために環境を同じにする必要があること、②原材料の状態や性質を同一にするために保管状態を同じにする必要があること、③材料試験などの物性試験は同一環境で実施する必要があること、④研究開発データから量産条件を絞り込み最適な条件を抽出する必要があること、⑤機械や電子機器などの出荷前に行われる稼動試験、または、使用開始前に行われる「慣らし運転」(エージング試験)を行う必要があること等の目的のために恒温恒湿室を使用されます。ちなみに、エージング試験とは、実際の使用環境や使用法と同じように稼動させてみて、性能や機能が仕様通りに発揮されるか、不良箇所などがないかなどを調べることを言います。

 このように恒温恒湿室は研究開発や量産準備のために欠かせない設備です。当社は「大型恒温恒湿室2台」を保有し、「24時間×365日対応」でご提供しております。簡単な測定作業なども可能です。使用代金についてはホームページにアップしてありますが、競合他社と比較しても廉価なレベルとなっておりますので、お気軽にお問い合わせください。

 当社は長年に亘り、Jリーグの松本山雅のスポンサーをしています。松本山雅は、1965年、当時の国体サッカー長野県選抜の選手を中心に山雅サッカークラブが創部され、クラブ名は選手のたまり場だった喫茶店「山雅」に由来しているそうです。現在はJ3でJ2昇格を目指していますが、2015年、2019年にはJ1で日本のトップチームと試合をしたこともあります。3月5日からJリーグ(J3)の試合が始まります。社内にも山雅ファンの社員が沢山おり、試合が始まるのを心待ちにしております。ホームゲームでは当社のロゴも掲示されますので、ご覧いただければと思います。『積小為大(せきしょういだい)』One SoulでめざせJ3優勝!