Cuワイヤボンディングについて(2)
前回(1)の続きになりますが、Cuワイヤボンディングについて、追加で説明をさせて頂きます。
Cuワイヤボンディングは、前回のお話しで低コストの利点をお話しさせて頂きましたが、
直近の価格情勢でCu(銅)の値段も上がってきております。
ただそれでもAu(金)よりは低コスト化が可能となっております。
AuワイヤボンディングからCuワイヤボンディングへの切替えは4M変動が絡む内容になってしまいますが、試作・評価を経て量産適用をご検討いただき、十分コストメリットはご検討できるのではないかと思っております。
現在のCuワイヤも従来課題となっていた、酸化による短寿命・接合性の低さ・ボール形成不良・長期信頼性の確保について改良がされてきておりますので、Cuワイヤボンディングの評価を行いたい等のご要望がございましたら、ぜひご依頼をお待ちしております。