各種ベアチップ微細実装、液晶パネル精密貼合わせ、試作から量産まで一貫受託!


メールマガジン

昨年末まで、『イングスシナノの実装試作ニュース』の名称でメールニュースを配信させていただいておりましたが、しばらく間が空いてしまいました。
今月から改めてメールニュースを配信させていただきますので、よろしくお願いいたします。


今回のお題は『安心の価値』です。


ハノイ通勤時間帯の風景 兎に角スクーターですわ。(@_@)

ハノイ通勤時間帯の風景 兎に角スクーターですわ。(@_@)


Ⅰ)
ベトナムへ出張の折に、ガイド兼通訳をしてくれた現地の若者に日本の印象を訊いたところ面白い話をしてくれました。

彼曰く・・・
『ベトナムでは買い物をする時に、日本製なら安心。韓国製なら半分安心。中国製なら心配。』とのこと。
(日本人の)私へのリップサービスも多分に含んでいたとは思いますが、印象深い話でした。

そもそも私は、『日本を好きですか?』という意味で質問をしたのですが、彼の答えは『日本(製)は、安心』だったのです。


Ⅱ)
彼は、2ヶ月前に3年間の技能研修生生活を終えて、日本からベトナムへ帰国したばかりでした。
早速 習得した日本語を生かし、母国で 日本人ビジネスマンガイドの職に就いたということらしいです。

後から考えると、彼が(日本を)好きか嫌いかについては あえて回答しなかったようにも思えて少し気になりましたが、長年製造業に従事している私としては、『日本製は安心。』という彼のコメントが素直に嬉しく感じられました。


Ⅲ)
もう一つベトナム出張がらみの話題です。
日本から帯同してくれた30代半ばのベトナム人ビジネスマンが、友人や親せきにお土産を持って帰るといって、大きなスーツケースを二つも持っていました。
お土産の中身を尋ねたところ、赤ちゃん用の粉ミルクだそうです。
彼曰く、『日本製は安心で友達や親せきに喜ばれる。』 とのこと。


Ⅳ)
好きか嫌いかは別として、”安心”は商品の価値として重要なものであると再認識したのでした。しかも”日本製”は安心のマークなんだと。

数年前にネットニュースのコラム記事で、『もう”〇〇製”は購買動機としての意味が無い・・・』という内容の論評が載っていました。
そのコラム記事は、『A社のi電話には、”カルフォルニアでデザインし、中国で組み立てている” という表示がされ、それは多くの人が知っているが、この商品を”好き”だという購買動機の方がまさり、巷でよく聞く”中国製=品質が微妙”という負のイメージも大した意味はなくなる・・・』 という内容。

私も”i電話”を何年も使っており、どちらかと言えばヘビーユーザーの部類ですから、このコラムを読んだ時は『確かになーっ』と思ったのでした。
ところが昨年から今年、”さらに高価格帯路線へ向かった新製品が過去の勝ちパターンに比べて苦戦している・・・”との報道を目にするようになり、”好き”ってことはあるにしても『中国製なのに、こんなに高いの?』っていう感情がやっぱりどこからか湧いてくるんじゃないかな・・・と改めて考えたのでした。


・・・ということで、”安心”がとっても大切な、産業機器、医療機器、車載部品、高級コンシューマー製品については、日本国内での生産をお勧めします。(強引かつ安易な話の落ちですみません。)


イングスシナノでは、各種フラットパネルディスプレイの実装/貼合/組立/検査を一気通貫で試作・サンプル製造・少量生産、それぞれ受託しております。
また、センサーやRFIDタグ、MEMSなど各種電子デバイスや、ごく普通のCOB・基板-FPC接続など、ワイヤボンディングとACF実装でのマイクロ実装で、それぞれ試作・少量産を受託しております。


『ものすごく少量なんですが・・・』という行き場のない案件、お待ちしております。